命の働き
自然界の動物は、生命の知恵で体調が悪い時は、食べ物が目の前にあっても食べようとはしません。これは自分の命を守ろうとして、食欲を押さえ、体の悪いところに血液を集めて、体調を早く元に戻そうとする命の働きです。動物は自発的に、断食と睡眠で体調不良を治しているのです。人間も大昔は断食と睡眠で、体を治していたのだと思います。
修行での断食
断食は本来病気治しだったのですが、古来よりイスラム教、キリスト教、仏教の修行で取り入れられてきました。断食中は、自然に自分の心に意識が向くようになります。悩み、迷い、苦しみ等への悟りや、ひらめきを得るために、修行に利用したのでないかと思います。
元気な時に断食を体験
ですから皆さんも体調不良の時だけでなく、元気な時に、二三日の断食を体験してみたらどうでしょう。内臓だけでなく骨折や筋肉異常にも効果大です。体験しておくと、自分や家族友人知人が大病した時に役立ちますよ。
当教室でも毎年「判断食」を何回か行っております。断食には色々な方法がありますが、「判断食」は少食にして、体質体調に合わせて飲み物、食べ物を選びます。他の方法より苦しまずに楽にできる方法です。
合掌 ヨガジジイ(石井三郎)
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